ゆずこよみ ゆず生産王国北川村のゆず物語

ゆず国王

 北川村出身の幕末の志士「中岡慎太郎」が庄屋見習い時代、農民にゆずの作付けを奨励したと言われ、昭和40年頃に本格的なゆずの栽培が始まりました。
当時は6ヘクタール位の栽培面積から始まり、現在村内では100ヘクタールを誇る全国でも有数のゆずの産地となっています。

古くからのゆずの産地である北川村には樹齢100年を超える古木のゆずが点在し、また「実生(みしょう)」と呼ばれる種から育てられたゆずの木が多く、一般に出回っている接ぎ木のゆずに比べ、香りが強く、味も深みがあるのが特徴です。

ゆずの花(5月頃)
ゆずの花は白く可憐な花で、開花時期になると甘い香りが村内のあちらこちからから香ってきます。
ゆずの花

ゆずの青玉(8月頃)
ゆずの花が終わり、その後に小さな緑色の実がつきます。その実がだんだん大きくなり、ピン ポン玉位の大きさになったら、ゆずの青玉として出荷されます。
ゆずの青玉

ゆずの黄玉(11月頃)
10月下旬頃からゆずの黄玉の収穫が始まります。この時期になれば多くの村民が収穫に追わ れます。また、農協のゆず加工場の前にはゆずを積んだ軽トラックの列が連日現れ、村中がゆ ずの香りに包まれます。

ゆずの果汁  

一般的にはゆずの皮を料理に使うことが多いのですが、昔から北川村ではゆず果汁を「ゆず酢」として、料理に利用しており、その「ゆず酢」を使った五目ちらし寿司は、ゆずがよく効いているので、初めて食べる人は酸っぱいかもしれませんが、二度・三度と食べているとやみつきになる美味しさです。

ゆず酢の田舎寿司

「ゆず酢」をすし酢に使用し、タケノコやこんにゃくを使った田舎寿司も好評です!



北川村ゆず生産の歴史 ゆず暦
ゆず物語プロローグ 慎太郎とゆず作り ゆず酢は実生で!
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