ゆず物語プロローグ   ゆず生産王国北川村のゆず物語
●柚子の栽培は、北川村から近隣へと広がった
村の95%が山また山の北川村は、日本でも有数の柚子の産地。村で本格的に柚子の栽培が始まったのは昭和40年頃のこと。それに先駆け、昭和36年、北川村久江ノ上(クエノウエ)に住む松崎さんが栽培を始めました。柚子の枝をカラタチに接木する方法を導入し、通常15年〜18年で実をつける柚子が、5年〜6年で実を付けるようになり、村は瞬く日本有数の産地となった。

松崎さん :柚子は他の柑橘類と違って特に昼夜の温度差が無いときれいな玉にならんし、香りも少ない。ただ頭で考えるだけじゃあ百姓はいかん。ちゃんと手をかけてやると、いい玉ができる
柚子作り44年、松崎さんの柚子玉は全国どこへ出しても恥ずかしくないと定評があります。
松崎さん :私ら久江ノ上、下の両集落が一番先に柚子栽培を始め、近隣の村々へと広がった。その意地もあるから負けるわけにはいきません
現在松崎さんは、両集落の仲間と組み、主に業務用として出荷しています。
松崎さん

その一方、環境との共生を考え、有機肥料による土づくり、減農薬に挑戦している。微生物が土壌繁殖することで土を育て、肥料の流出も抑えられるのです。健康な土地が根を育て、実となる。春に剪定を終えた柚子は、5月白く可憐な花を咲かせ、村を甘い香りで包みます。

柚子の花 実ったゆず
柚子の花 たわわに実った柚子

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