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ゆずの紹介

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日本では古くから主要柑橘

北川村のゆず食品

ゆずの原産地は、中国の揚子江上流といわれ、日本には奈良時代前後(8世紀)に渡来したといわれています。

日本では最もよく知られている柑橘の一つで、香りや酸味が強く、古くから薬味や風味付けに様々な料理に用いられてきました。レモンやライムと違った爽やかな香りが特徴で、高知県では主に柚子の酢(ゆのす)として調味料で使われています。

この「ゆのす」から、学名:シトラス・ジュノス(Citrus junos)が名付けられたとされています。料理への使われ方は、ドレッシングなどの調味料をはじめ、カクテルやスイーツのエッセンスなど多様で、入浴剤や化粧品などにも幅広く使われています。


料理

料理に爽やかなアクセントと奥ゆきを作る名わき役。近年は和食の枠を超え、世界各国の料理やスイーツともマッチすると好評を得ています。

料理

コスメ

コスメ

ゆずの種には保湿効果の高いペクチンが豊富。この香りと保湿に着目し種子から抽出したエキスやオイルを化粧品やアロマ精油などに活用できます。


スパ

ゆず風呂

日本には冬至の日にゆず湯を楽しむ習慣があります。ゆずに含まれる栄養成分がお風呂を通して身体に作用し、ぽかぽかに。

その冬の間風邪を引かずに過ごせるといわれています。入浴剤も人気です。


ゆずの成分と効能

ゆずは、果実類トップクラスのビタミンCとクエン酸を含有しています。ビタミンCは、水溶性ビタミンの1種で酸化防止作用があり、各種ストレスによる細胞のダメージ修復するコラーゲンの生成に必要な栄養素のほか、免疫の働きを助ける作用があります。クエン酸は、疲労回復、新陳代謝を促進する効果があります。

また、ゆずの皮は、精油成分とともにリモネンなどの芳香成分を多く含み、リラックス効果や交感神経を刺激して血流を良くするなどの効果があります。

ビタミンC含有量(mg)
ゆず(果皮) 160
レモン(果汁) 50
ゆず(果汁) 40
バレンシアオレンジ 40
グレープフルーツ 36
ライム(果汁) 33
温州みかん 32
※食品成分データベース
可食部100g当たり
クエン酸含有量(g)
ライム 6
ゆず 5.7
レモン 3
温州みかん 1
※農林水産省HP/香酸かんきつ特集
ゆずは北川村産業政策課調べ
果汁100g当たり

高知県が世界一の生産地

ゆずは世界では、韓国や中国、最近ではメキシコやスペインで生産されていますが、生産量は日本が世界一といわれています。

耐寒性があり、日本では東北地方以南で広く栽培されていますが、温暖多雨で山間地が多い高知県はゆずの生育に最良な風土のため、古くから栽培されてきました。

成長が遅く「桃栗3年柿8年ゆずの大馬鹿18年」といわれる程に収穫までの時間が掛かる柑橘でしたが、昭和40年頃に接ぎ木による栽培方法が考案され収穫までの期間が短縮されたことで、高知県でも産地化が進み、現在日本一の出荷量シェア53%を誇ります。

高知県ゆず出荷量推移 高知県ゆず出荷量推移 高知県市町村別ゆず生産割合

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