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防災情報

総務課 : 2013/01/23

火災編

 火が出た!そのとき…

1.早く知らせる

小さな火事でも一人で消そうとせず「火事だ」と大声で叫んで周りの人に助けを求めましょう。また、119番に通報するとともに消火に努めましょう。

2.早く消火する

火災が起こって消火できる時間は、3分間以内が限度です。消火に際して水や消火器が無い場合は、毛布で火を被ったり、クッションなどでたたくのも方法です。

3.早く逃げる

火が天井にまで燃え移ったら、消火は間に合いません。素早く燃えている部屋のドアや窓を閉め、大声で家族に知らせるとともに早めに避難することが大切です。

 火災時の避難

  1. 避難にあたって、子供やお年寄り、病人、災害弱者を優先する。
  2. 煙の中を逃げる時は、出来るだけ姿勢を低くする。
  3. 持ち物や服装でこだわらず出来る限り早く避難する。
  4. ちゅうちょは禁物。炎の中は、一気に走り抜けます。
  5. 一度逃げ出したら、再び中には戻らない。
  6. 逃げ遅れた人がいる場合は、近くにいる消防隊に知らせる。

地震編

村民のみなさまへ

津波から命を守るには、今までにない強い揺れを感じたら、すぐに高台などの安全な場所に、自分の判断で避難することが大切です。
先年の地震でも見られたように、多くの道路が崩れ、住んでいる地域の外へ出ることもできない事態も考えられます。この時は、皆様のご家庭に備蓄した食料などを食べながら、隣近所で助け合って、救助が来るのを待っていただくことになります。自宅の耐震補強や家具の転倒防止、水や食料の備蓄、避難経路・避難場所の確認など、「自分の命は自分で守る」(自助)や「隣近所で助け合う」(共助)の取り組みを行っていただくことが大事です。

 地震のしくみ

土佐湾沖では、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む動きをしています。2つのプレートの境界付近では、少しずつひずみがたまっていきます。ひずみに耐える力が限界に達した時に、引き込まれたプレートが急に元に戻ろうとはね上がることにより南海地震が発生します。さらに、海底が上下することにより津波が発生します。

南海地震について

これまで南海地震はだいたい100年から150年ごとに発生しています。前回は昭和21年に発生していますが、地震の規模が小さかったので、エネルギーがまだ残っていると考えられています。また、東南海地震と南海地震は同時または連動して発生しています。
次の南海地震は、マグニチュード8.4規模の大きさ(昭和の南海地震の約4倍)で発生し、県内のほとんどの地域で震度5強から6強(一部では震度7)と予想されています。また、その強い揺れは約100秒続くとも予想されています。

土砂災害編

土砂災害について

土砂災害の現象と前触れを知っていますか?

あなたの家の裏山や近所にあぶない箇所はありますか。
特に、雨が激しく降ったときは、前兆現象が起こっていないか確認しましょう。
不安な時は、自主的に情報を得るなど、早めの行動が最良の対策です。
1時間に20ミリ以上、または降り始めてから100ミリ以上の降水量になったら注意が必要です。

土石流とは

土・石・砂などが集中豪雨などの大量の水と混じり合って、津波のように流れ出してきます。

こんな所が危険です

  • 谷川に大きな石がごろごろとある所
  • 裏山に急な谷川のある所
  • 過去に谷を流れた土石流が、谷の出口のところに堆積してできた扇状地

 こんな時が危険です

  • 流れが急に濁ったり流木が混ざり始めた時
  • 川の水量が急に減ったり止まった時

がけ崩れとは

雨により地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、斜面が突然崩れ落ちてきます。

こんな所が危険です

  • がけにひび割れがしている所
  • がけの上部がせり出している所
  • がけから水が湧き出したり、がけの表面を水が流れている所

こんな時が危険です

  • がけが崩れだしたり、落石がある時
  • がけから急に水が湧き出してきた時

地すべりとは

粘土などのすべりやすい地層に地下水が作用して、上側の地面がそっくりすべり落ちてきます。

こんな時が危険です

  • 斜面に段差や亀裂などが生じた時
  • 樹木や電柱が傾いた時
  • 池や井戸の水が急に減ったり濁ったりした時
  • 大雨や地震の時
  • 石垣やよう壁に亀裂やズレが生じた時

避難施設・避難路一覧

避難場所 建物構造 地区名 土砂災害 収容人員 避難路
北川村役場庁舎 鉄筋コンクリート 野友

50

国道493号線 (野友) 村道東野友線、 東郷線、神田 線、石ノ内線、 山寄線、角木 線、野友平山線 農道野友加茂線
北川村民会館 村内全域

200

北川村民体育館

200

北川小学校

300

北川中学校

300

遺族会館 木造 野友 ×

100

みどり保育園 鉄筋コンクリート ×

100

野友集会所 木造

50

総合保健福祉センター  ※福祉避難所 鉄筋コンクリート

50

野川交流センター 木造 野川 ×

30

村道東岸線(野川)、 野川線、羽毛 線、大北線
農業センター 鉄筋コンクリート 加茂 ×

50

県道西谷田野線 村道槇山線、内谷線
農村婦人の家 久府付 ×

50

国道493号線 村道久府付線
長山交流センター 木造 長山

30

村道長山線
電源開発(株)厚生館 鉄骨 ×

50

村道東長山線
西谷集会所 木造 西谷

20

村道西谷線
木積集会所 木積 ×

20

村道落合宗ノ上線
宗ノ上集会所 宗ノ上

20

村道落合宗ノ上線
柏木交流センター 柏木 ×

30

村道東岸線、柏木線
崎山集会所 崎山 ×

20

国道493号線
和田集会所 和田

20

国道493号線 村道東岸線
和田公園管理棟

10

小島集会所 和田・小島・平鍋

100

国道493号線 村道水谷線、小島線
北川村温泉 鉄筋コンクリート ×

60

平鍋集会所 木造 平鍋

15

国道493号線
二タ又集会所 二タ又 ×

15

村道二タ又線
北部集会所 ×

30

県道安田東洋線 村道島線
久木体育館 鉄筋コンクリート 轟・久木・釈迦ヶ生

50

県道安田東洋線 村道久木線、釈迦ヶ生線
菅ノ上集会所 菅ノ上

20

村道菅ノ上線

備え編

 非常持ち出し品

地震などの災害発生時に出入るだけ身軽に避難できるようにするため、持ち出し品は避難に必要な物品や貴重品に限りましょう。

  • メガネ、補聴器、入れ歯、服用中の薬
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、予備の電池、救急用具(消毒薬、絆創膏、常備薬など)
  • ヘルメット、防災ずきん、運動靴
  • 現金(小銭が重宝、災害時公衆電話は10円玉のみ使用可)、貴重品

備蓄品

地震が起きた直後は、水、食料、日常生活品もすぐには入手出来ません。救援活動が受けられるまでの間の水や食料などを各家庭で蓄えておく必要があります。また、家屋の倒壊や流出などで、家に戻ることが出来なくなる可能性がありますので、避難場所に食料などの備蓄をしておく必要があります。3日以上の備蓄が必要!

飲料水

一人1日3リットル分の水が飲料用に必要であると言われています

食料

水道、ガス、電気が使えない状態が長く続く場合がありますので、次の基準で選んで保存しておきましょう。

  1. 常温で長期保存が出来る
  2. 調理が不要
  3. かさばらず備蓄スペースを節約できる
  4. カロリー、栄養価が十分
  5. 高齢者、 乳幼児の食料としても適する