ゆずの就農
北川村のゆずとJAゆず部会
北川村のゆずの栽培は、幕末に活躍した中岡慎太郎が村内に自生していた柚子に目をつけ、農民に奨励したことが始まりとされています。その後、村の基幹産業として発展し、現在では村のほとんどの人がゆずに関わって生活をしています。
市場の評価も高く、大手メーカーや海外の顧客の需要に応えるためには生産量が追い付いていません。
ハウスは不要なので、初期投資もあまりかかりません。部員もたくさんおり(部員数:288名)、相談すれば聞いていないことまで教えてくれます。ぜひ一緒にゆずをやりませんか?
北川村の産業振興
生産者・JA・企業・行政が一体となってゆずの産業振興に取り組んでいます。
村内にJAの出荷場と搾汁加工施設や民間の加工品製造工場があり、生産者が安心してゆず生産に取り組む環境が整っています。
村(行政)は、それぞれの活動を支援するほか、圃場整備や新規就農者育成など将来へ向けた産業振興事業を進めています。
北川村起業家農業者の育成・支援について
村では、将来のゆず産業の担い手の確保を目的に起業家農業者(ゆずの専業農家)育成に取り組んでいます。
北川村起業家農業者の育成・支援について(PDF:402KB)
ほ場整備「北川モデル」について
山間地の小さく分かれた園地を、平らでまとまった園地にすることで、生産性を高め、農家の所得向上を図ることが目的です。山間地における小規模ほ場整備は、北川村が国に働きかけ制度化されたことから、「北川モデル」と呼ばれています。
農業支援制度
01
地域おこし協力隊/起業家農業者育成
対象者
ゆず栽培で独立就農を目指す方
50歳未満の都市地域から移住できる方
委託料
290万円/年×最長3年間
02
就農準備資金
対象者
農業研修中の者(就農時49歳以下)
前年世帯所得600万円以下
支援金
150万円/年×最長2年間
03
経営開始資金
対象者
認定新規就農者(就農時49歳以下)
前年世帯所得600万円以下
支援金
150万円/年×最長3年間
04
北川村ゆず次世代人材投資事業
対象者
認定農業者または認定新規就農者(就農時60歳未満)
支援金
150万円/年×最長3年間
05
北川村ゆず省力化栽培投資事業
対象者
認定農業者または認定新規就農者
支援金
最大100万円 (補助率1/2)
06
北川村地域おこし協力隊起業等支援補助金
対象者
北川村の協力隊員であって村内で起業をする者
支援金
最大100万円 (1回、同一年度内)
07
果樹経営支援対策事業
対象者
JA高知県安芸地区柚子部に要加入
認定農業または認定新規就農者
概ね70歳未満、栽培面積20a以上
県選抜優良苗による新植・改植
支援金
最大45万円/10a
※01と02、03と04は両方を受給することはできません。